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気刊びびび

なんか気が向いたら書く。

婦人画報のこと

 ちょっと前の話になるんだけど、婦人画報をKindleで購入した。

婦人画報 2015年 07月号 [雑誌]

婦人画報 2015年 07月号 [雑誌]

 婦人画報といえばハイソで知られる女性誌なんだけど、僕はハイソでもなければ女性でもない。今まで一度も読んだことすらないわけで、じゃあ何で買ったのかというと、この2015年7月号は創刊110周年記念号らしいんですね。その特別付録として、1905年発刊の創刊号が完全復刻されているってわけ。これはもうさあ、戦前の書籍大好きマンとしては買うしかないってわけ。

 で、実際に読んでみるとやっぱりすこぶる面白い。羽仁もと子とか矢野龍渓みたいな「アッ! 日本史の参考書で見たことある!」みたいなメンツがゴリゴリ寄稿してるし、いかにも活字って感じの書体で興奮するし、あと「静閑院宮御手記抜書」って記事では「まゐらせさうらふ」の合字*1がこれでもかってくらい使われてて、「ウワー本当に使われてる!!すげすげー!!!」ってめっちゃ興奮するし、何より雑誌という媒体の性格上、広告が載ってるというのがでかい。その当時の様子をうかがい知るにはやっぱり広告が一番いいと思うんですよ。書体の使い方も書籍にはないものだったりするし。というわけで1000円払った価値は本当にあった。最高。

 ちなみに、せっかくだし本体の方も読んでやるかと思って開いてみたら、一番最初になんか高円宮妃久子殿下の連載とかがあって、え、皇族……? え、こっちも戦前のものなのか……? とか思った。婦人画報、ハイソすぎる……。

*1:合字は2文字以上の字を1つにまとめたもの。欧文だとæや、&(etの合字)などが有名。日本語だとゟ(より)やヿ(コト)などがある。たいていの合字は2文字を1文字にまとめるものであるため、「まゐらせさうらふ」のような8文字(実際には「参そろ」の3字の合字だが)を1文字にしてしまうのはかなり特殊。合字については合字 - Wikipedia、まゐらせさうらふ含む仮名の合字については合略仮名 - Wikipediaを参照。ちなみに「まゐらせさうらふ」は「~でございます」を意味する、主に手紙中で使われる女性言葉。