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気刊びびび

なんか気が向いたら書く。

執事

日記

 書類のアホほど詰まった段ボールをひたすら持ち運ぶという、ジュネーヴ条約に抵触する類の仕事をしていた。おかげで腕と肩が本当に痛い。か弱い僕はお箸より重いものは持てないというのに、なんという仕打ちだ。お父様に言いつけてやるんだから! 今さら謝ったって無駄よ! 綾小路財閥の一人娘を怒らせたこと、ゆっくりと後悔するがいいわ! 行くわよ、小宮山!

 執事といえば小宮山かセバスチャン、というよく分からないイメージが僕の中にあって、なんでなんだろうと思ってたんだけど、グーグルで調べた結果どうやらどちらも刷り込みに近いものらしい。小宮山は金田一少年の事件簿の怪盗紳士の殺人に出てくる執事、セバスチャンはアルプスの少女ハイジに出てくる執事の名前で、そのイメージが強かったんだろうとのこと。セバスチャンはともかく、小宮山については執事の名字ってイメージを持ってる人すらそんなに多くないみたいで、「小宮山 執事」で検索しても金田一以外に出てこねえ。他の作品でも小宮山って執事めっちゃいたようなイメージがあったんだけどな……刷り込みって怖いな……。

 ところで「セバスチャン 執事」で検索して出てきたページで、「執事の名前=セバスチャンというイメージがあるのは日本だけ。イギリスの友人に聞いたところ『理由はよく分からないが、イギリスでは執事の名前=ジーヴス』という答えが返ってきた」と書かれてた。たぶん『比類なきジーヴス』『よしきた、ジーヴス』などのウッドハウスのユーモア小説シリーズがイメージ元なんだろうと思う。元作品知らなくてもそういうイメージが醸成されるって、割とすごいことだと思うんだけど、あのシリーズって本国ではそこまで有名なのか。ジーヴスシリーズ、簡単に言うと黒執事です。面白いのでみんなも読みましょう。