気刊びびび

なんか気が向いたら書く。

人の声が聞こえながら眠りにつくこと

 久しぶりに通話をした。僕が友人と通話をすると、たいてい明け方まで話し続けちゃうんだけど、明け方まで付き合ってくれる友人がいるというのは本当に得がたいことだと思う。5時くらいになって、僕以外の二人がカードゲームの話題で盛り上がり始めた。僕はさっぱりついて行けないジャンルだったので、特に口も挟まずぼんやり聞いてたんだけど、だんだん眠くなってきた。二人には悪いなーと思いながらも、盛り上がってるところに「ごめん、寝るわ」と水を差すのも微妙だし、通話のホストが僕だったので僕が通話を落とすと二人の通話も切れてしまうと言う問題もあったので、何も言わずベッドに移った。そうすると、ヘッドホンから二人の会話がうっすらと漏れ聞こえてくる。

 そういえば僕は小さい頃から、人が話してる声がうっすらと耳に入りながら意識が遠のいていくのがすごく好きで。なんだろう、落ち着くのかな。でも電車で高校生とかおばさんが話してるのじゃダメなので、多分「音量が適切」「会話の内容が僕の理解を伴わない」などの要件があるんだと思う。でもそれらを満たした時は本当に気持ちよく眠りにつくことができる。幼稚園にも入らない頃、寝る時に両親に「二人でお話しして」とよくねだっていたのを思い出した。普通は「絵本を読んで」とかだと思うんだけどね。まあ急に二人で話してなんて言われても、そうそう話題なんて見つかるわけでもなく、それに僕の両親は普通に仲が悪いので、僕の要求がかなうことはほとんどなかったわけだけど。

 ともあれ友人が楽しそうに僕にはよく分からないことを話しているのをうっすらと耳に届けながら、すごく落ち着いた眠りについた。何も言わずに通話から落ちたことについては申し訳なく思っているけど、許してくれ。この通りだ。ノスタルジーを伴う眠りには勝てないんだ。誰しも。そう、誰しも。