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気刊びびび

なんか気が向いたら書く。

追い込まれマン

 原稿をやってると、とにかく弱気になってくる。これ本当に間に合うの、とか、これ本当に面白いの、みたいなことは毎回思う。みなさんだって例えば受験直前期に「絶対落ちた。。。もぅマヂムリ。。。リスカしょ。。。」となったはずだ。え? なってない? 嘘でしょ? 本気で言ってんの? ……もぅマヂムリ。。。リスカしょ。。。

 で、原稿が終末期に差し掛かって追い詰められてくると、心に余裕がなくなってくる。弱音のひとつも言いたくなるんだ。「この本絶対面白くない……」程度のこと、バシバシ言いたくなっちゃうんだ。そうすると世の中には正しいマンと呼ばれる光の住人たちがたくさんいて、「書き手が自分から作品の価値を下げるようなことを言うな。読んでくれる人に失礼だと思わないのか」と光の正論パンチでボコボコに殴ってくる。もちろんそれがどうしようもなく正しい言葉だってことくらい、僕たちにも分かってるんだ。でも僕たちは弱い人間なんだ。光は暴力的なまでのまぶしさで、闇をぬぐい去っていく。僕たちは唯一の逃げ場を失い、どうすることもできず、ただ、慟哭(な)いた――。

 毎回締め切り直前にコンビニ行ってレッドブルを大量買いする癖やめたい。そろそろ店員に「追い込まれマン」みたいなあだ名つけられてる気がする。