気刊びびび

なんか気が向いたら書く。

ルビ振りの話

 働音。夕飯のドリアがめっちゃ熱くて、口の中がでろんでろんになった。痛くはないんだけど、違和感がすごい。たとえるなら初めて水田わさび版のドラえもんの声を聞いた時のような違和感だ。でも今はちっとも水田ドラえもんに違和感を感じない。大人になるって、こういうことなのね……。

 昨日は既刊にひたすらルビを振ってた。新刊の作業を始めると言ったな。ありゃ嘘だ。ルビ振りは出版社やレーベルごとに統一のルールがあるらしくて、ルビを振る漢字の基準や、ルビを振る頻度(ルビ振り対象の漢字が出現するたびに毎回振るのか、全体通しての初出時にのみ振るのか、章ごとの初出時か、見開きごとの初出時か、6ページおき初出か、10ページおき初出か、など)を決めなければならない。というわけで、ルビを振るのは常用漢字でないものと一部固有名詞(地名、人名等)、頻度は手許にあった角川文庫にしたがって6ページおき初出にした。章ごとや全体通しての初出にすると、前半と後半でルビの密度がかなり違ってきて不自然なので、6ページおきくらいがいいだろうという判断。そうするとまあルビ振り作業が面倒くさいことこの上ない。丸一夜使ってしまった。

 常用漢字かどうかは、2200字以上ある正規表現で全文検索をかけていくという本当に頭を使わない方法を用いることにした。まずUnicodeの漢字部分を正規表現で指定して、そこから常用漢字2136文字を除外するという最高に頭の悪い方法で、はてなダイアリーとかGitHubとかにソースコードをアップロードしてるような情報系各位が見たら速攻で失禁するような悪魔の正規表現だ。でも動くからいいんだ。動くということは素晴らしいことだ。